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令和7年度 神奈川県自転車競技連盟 事業計画

 

近年私立高校の男女共学化や教職員の働き方改革に伴い、部活の整理統合により伝統ある自転車部の廃部が相次いでいます。いわゆる一人部活と言う指導者を持たない選手が増えており、他県と比較して選手の競技力が落ちて来ています。連盟としては新たなタレント発掘と自転車競技に取り組むジュニア、ユース選手を側面から支援してゆく事を重点として今年度の事業を計画し、事業達成に取り組んでまいります。

 

1.競技会の開催

神奈川県自転車競技選手権大会、新春トラック大会およびトラック記録会を開催します。

2.競技会への参加

国民スポーツ大会自転車競技会、全国都道府県対抗自転車競技大会、関東自転車競技選手権大会、一都三県対抗自転車競技大会、ツアー・オブ・九州2025へ代表選手を派遣します。

高石杯関東地域道路競走大会は本県より参加する選手のため、監督及び競技役員を派遣します。

3.強化練習会の開催

トラック競技の普及と選手強化を目的として県内の競輪場を借用して強化練習会を開催します。

4.選手強化と育成

国民スポーツ大会で成果を上げるため、通年で選手強化をする必要から、昨年「強化指定選手制度」を創設しましたが、今年度は選考基準を高め強化指定に向けた選手意識の高揚を図る事としました。強化指定選手にはプロコーチを招聘して強化を図ると共に、次世代選手の成のため、ジュニア選手を中心として強化合宿や研修会を開催します。

5.講習会の開催

3級公認審判員およびチームアテンダント養成のため資格講習会を複数回開催します。

6.審判員の派遣

ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージを始めとしてニセコクラシックなど県外で開催される大会に審判員を派遣し、審判員の技術向上を図ります。

7.競技の普及と広報活動

神奈川県スポーツ局の「かながわジュニアチャレンジ・プロジェクト」に引き続き参画して自転車競技の魅力を伝えると共に、普及を目指します。

特に今年度は新たにパラサイクリングの広報のため、出張型体験会を実施します。

連盟ホーム・ページやSNSを通じて情報提供をし、自転車競技の理解を深めます。

8.国際交流事業

韓国済州サイクル連盟との相互交流協定を元に、引き続き国際交流の輪を広げてまいります。

9.財政基盤の確立

自主財源を確保するために、賛助会員と協賛企業の拡大に努めます。

 

以上

令和7年度 事業計画書(PDF)

令和7年度 事業実施予定表(PDF)

令和7年度 一般会計収支予算書(PDF)

令和7年度 特別会計収支予算書(PDF)